MFクラウド会計と経理の合理化

当事務所は自計化を推進している事務所です。その証拠に他の事務所には類を見ないほどの約8割のお客様が自社でのご入力をなさっています。そのほとんどは弥生会計を使って私の事務所で初期設定を行い、入力指導をしてきました。お客様の優秀さにも支えられ導入にはすべて成功しています。

当事務所で弥生会計を使うことを決めたのは15年以上前です。その頃オフコンと呼ばれるTKC,JDL,ミロクなどの会計ソフトに比べてマンマシンインターフェース(入力のしやすさ)が非常によかったからです。弥生会計は会計に詳しくない人でも小遣い帳感覚で辞書と呼ばれる仕訳などの登録により非常に素早く入力しやすく設定できるのです。

今でも入力しやすいソフトであることは私の中では変わっていません。

ただ、今世の中にデジタルデータがあふれているのに、そのデジタルデータを活用せずに人の手で入力しなおすことに疑問を感じました。

今まで弥生会計をお客様に導入しているときにも、弥生販売を使って売上や仕入れを入力しそれを弥生会計に取り入れるということをお勧めしてきました。

デジタルデータが存在するときには人の手で入力を再度するより、デジタルデータを取り入れるように設定することがミスを少なく、短い時間で処理ができることは確かです。

 今、デジタルデータを取り入れるという方法を推進しているのがMFクラウド会計やフリーなどです。

 弥生会計もクラウドをうたっていますが、デジタルデータを取り入れるという点においてはそれほど前面にうたっていません。

 ただ、これらのソフトは現状では完成系にはまだです。今からの改良を期待しています。

とはいえ、今後はデジタルデータを取り入れるという方向に行くことが経理の合理化を進める方法と思っています。

 一度デジタルデータにしたものはできるだけデジタルデータの形で取り入れるためには、それぞれの会社の状況をみて、最適な形を構築することが大きなポイントだと感じています。

 当事務所では今、MFクラウド会計を使って、銀行やカードのデジタルデータや現金のレシートをスマホで撮影することによる仕訳の作成すること、エアレジなどのソフトを使って日々の売上などをデジタル化することをそれぞれの会社ごとに構築することを行っています。

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