確定申告も終了し、やっとホッとしているところです。今年は増加した12月法人と重なりいつもにまして大変な年でした。証券関係の申告や所得税の改正に絡む申告書の説明も必要でしたし・・・
ところで最近、非上場株式の評価の依頼のお話しが多いように思います。勿論相続税の申告のときには必要な場合もありますが、それ以外に、経営者ご自身のお持ちの株を他の方や会社に売却するという案件が多いように思います。
つまり次世代への事業承継です。
中小企業のほとんどは上場していませんので、当然非上場になります。この株式の評価は時価評価が基本です。
ここで難しいのはこの時価という内容です。時価って一体何??
会社には現時点での資産の価値を示す貸借対照表というものがありますが、今言われている時価はこの貸借対照表の資産の額から負債の額を引いただけでは計算できません。相続税の財産評価通達で長々ときめられています。
この株式の評価をすると贈与する場合や売却する場合の株式の金額の参考することができます。
会社をお持ちの方は一度ご自身の会社の価値(含み益があるか、それとも含み損があるか??)を調べてみることもいいかと思います。