本を読んで・・・

やっと確定申告と1月決算が終わり、少し時間が出来てきたところです。そのほっとしたところで日経新聞の広告に興味を引くタイトルの本が出ていたので読んでみました。
タイトルは「テキトー税理士が会社を潰す」です。

この世の中ひどい税理士もいるので会社の社長さんは今の税理士を良くチェックしてくださいね、と言う事を訴えています。
確かに私も経営のアドバイスどころか「こんな処理でいいの?」と思われる税務処理をなさっている方もおられます。

当事務所でも今年、消費税も含めて確定申告をさせて頂いたお客様がおられました。消費税の申告書を過去3年分お預かりしました。消費税にはある条件をみたせば売上だけで消費税を計算できるシステムを選択できる制度があり、これを選択した方が有利な場合も多いのです。ところがこのお客様はその選択をしていなかったために平成19年では160万円程の税額が出ていたのですが、本来の手続をすれば75万円超で良かったのです。倍以上も支払っていたことになります。残念ですが、この制度は選択制ですので、もう取り返しはつきません。勿論税理士に頼んでお金を払って申告をなさっていました。

この本の著者の税理士の方は真剣にお客様に向き合っておられるという事が本を読んで感じられます。私どもの事務所でもチェック時には「月次報告書」を作成して、できるだけ分かり易く粗利について、人件費割合等についてのコメントをいますが、お客様には喜んで頂いております。

ただ、私はこの本でうたってらっしゃる「業績を伸ばすのも落とすのも税理士次第!」ということには全く異なる意見を持っています。
確かに経理や経営分析で業績が変わる場合もあるとは思いますが、やはり会社は製造業なら作っている商品、サービス業ならお客様に提供するサービスがメインで経理や経営分析はあくまでもそのサポートであるべきだと思っています。

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