キーエンスという会社・・

 先日「カンブリア宮殿」というテレビ番組でキーエンスというセンサーの製造会社の社長を招いてその会社の特徴を紹介し事業にとってなにが大事かという討論をしているのを見ました。キーエンスという会社は製造であるにもかかわらず利益率が高く社員の給与も高いようです。
勿論優良な会社ですので、良いところは沢山あり紹介されることは全くすばらしいことばかりでした。たとえば、新入社員の教育(入社して研修を終えると自分のアイデアで何か作成して見ること。)営業のやり方(自社の社員をお客さんに見立てて実践をしてみること。)等・・・その中で私が会社にとってはずせないものと思っていることが2つありました。

 一つは営業の人がお客さんからの要望を技術者に伝えていること・・・これはどんな会社でもお客様のニーズを会社全体で共有することで、その会社の行方を決めるためにははずせないことだと思います。

 二つめはキーエンスの社長も最後の言葉としておっしゃった「チャレンジ」・・・どの会社も今のままで続けていこうと思った段階で失速していきますし、会社の中の人たちの目線は必ず上に向かっていかなければ会社は継続していくことは出来ないと思います。

会社は基本的には継続していくもので、社長がその牽引役であることは確かです。でもどんなに優秀でエネルギッシュな社長でも現実問題としてひとりの人がずーーーっと牽引していくことは難しいことです。次世代はあとを引き継ぐ社長の肩にかかっています。当たり前のことですが先を見据えて色々対処する経営もチャレンジの一つと言えるのではないでしょうか・・・

色々考えさせられる番組でした。

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